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『ウリン』という木
インドネシアのカリマンタンの熱帯雨林に囲まれた豊潤な緑の中に、独自の文化と生活様式を保ち続けるダヤック族の間で、百年もつと伝承されているウリン材が、民族資本によるパルプ工場の原料確保を目的とする林種転換と、過密な人口問題を抱えるジャワ島の移民計画に基づいた開拓計画地の中に大量に確認され、貴重な天然資源の活用と、用途開発の依頼をうけて、エクステリアウッドとして紹介したところその優れた耐久性、物理的安定性、木目の美しさが認識され脚光を浴びております。 また、重硬材の特質である困難な乾燥性についても、1年以上に及ぶ試行錯誤を経て乾燥スケジュールの確立を模索中で、インテリアウッドとしても高級銘木床材の分野で、注目を浴びだしております。 |
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産地での用途 東南アジアの風物詩になっている水上家屋の土台、カヌーや乗合船の繋留桟橋、カヌーのキール、薄く割り、屋根板としても貴重な材料として定着しています。 |
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海外での用途 南洋材は合板、内装材を主目的に柔らかいフタバガキ科が長い事使われており、重硬材はなじみが少なかった日本とは異なり、欧州や米国では、ボルネオ鉄木の意味をそれぞれの自国語で親しみを込めて呼ばれ、港湾設備、主に防舷緩衝材や橋梁等、更に室内の高級床材にも古くから使われていました。 |
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鉄より優る耐久性 マレーシアのコタキナバル港が改築された際、固定してあったボルトナットはすべて腐食していたが、防舷緩衝材と使用されてきたウリン材は、再使用に耐えられたことが報告されています。 カリマンタン州バリクパパン市内では、30年前に建てられた水上家屋を支える水中部分の足組みにウリンが使われていているのが報告されています。 世界各地から輸入されているエクステリアウッドの中でも、機械的強度はトップクラスに属します。 |
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温暖化防止に役立つ 化石燃料を大量に消費して製造された鉄 アルミに比べウリンは炭素の排出量は数十分の一で済みます。 また、無処理の杉に比べ数十倍も長い期間使用に耐え、その間炭素を固定し温暖化防止に役立ちます。 また、薬害など注目されだした加圧処理された防腐材の使用を制限される動きにたいしても、自然木のままで、処理材よりはるかに耐用年数が長いウリン材が重要視されており、廃棄後の焼却処分などでも、有毒ガス発生は皆無です。 |
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管理された森林経営 インドネシア政府は、認可した伐採権Concessionに対して厳しい管理をし、水源涵養林、禁伐区の指定、植林の義務などにより、老齢化した森林をよみがえらせ、二酸化炭素の吸収をしなくなっている成熟林を成長の早い樹種に転換することにより光合成を活性化させ、二酸化炭素の発生を押さえさせることが、地球温暖化に対する緊急の対策として認識しています。ウリンは、この様な管理されたconcessionから生産され、資源の有効利用に貢献しています。 |
![]() 施行例:沖縄県ヨットハーバー浮桟橋 |
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美しい木目 熱帯雨林から生産される硬木のなかでも際立った美しい木目持ち、加工直後はきれいな飴色を呈します。塗装により何時までも美しさを保ちます。経年変化とともに紫外線の影響などで、成熟したウリンは漆黒の美しい光沢になる場合があります。直射日光のもとではグレー色になる場合もあります。ウリンは天然木で、雨などにあたると樹液が滲出する場合があります。 |
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対シロアリの抵抗性が抜群 フタバガキ科の木材(セランガンバツなど)はヒラタキクイムシの虫害がひどいが、ウリンはきわめて抵抗性が強く、また沖縄地方では多くの外構材のなかで、シロアリに対する抵抗性が抜群に高いと報告されています。 |
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際立った安定性 ウリンは、輸入されているエクステリアウッドの中で膨張係数が抜群に低く、物理的安定度が高く直射日光下で使用されても、材面の割れ・そり・あばれ等が少なく、加工後の仕上がりがきれいで、遊歩道・プールサイドなど裸足で歩いても棘などの心配もありません。 九州のテーマパークでつかわれたアフリカ材は、そりあがりにより固定したボルトをねじ切ったことが報告されおり、またアマゾン産の材は、含有している成分により、加工時皮膚炎をおこし作業員が入院し、PL法に抵触の疑いも報告されています。 安定しているウリンは、加工時のかぶれも皆無です。 |
![]() ウリン製材:滑り止め溝加工 |
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産地工場にて最終加工 日本製全自動製材ラインをもち、ドイツ製加工機械―モールダーなどを備えISO-9002の認可を受け、技術者を日本に派遣し品質管理に心がけ、常時弊社が現地指導に従事して、原則的に現場対応の最終製品で船積みを実施し、インドネシア産木材加工品のトップブランドとして評価され、基本的には仕向け地到着後は、再加工無しで現場に納入できることの様に、再加工の無駄を省き、歩留まり向上を最終目的としています。 |
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容易な船積 積み出し港サマリンダは、日本向合板を主な貨物とした在来型貨物船が定期的に就航しており、現地工場は専属バースをもち敏速な船積みに対応、仕向け地も、南から那覇、伊万里、博多、松永、宇野、泉北、名古屋、清水、横浜、鹿島、仙台、北は苫小牧、室蘭釧路、また裏日本の境港、富山、新潟 秋田などにも荷揚げされています。したがって、多くの輸入エクステリアウッドの殆どは、コンテナー積によりますが、ウリンは必要量だけで少量だけでの船積みを実施していて、不必要な在庫をもつ必要もありません。 |
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